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キブネ建設ブログ

可部 舟板①

2022年03月06日 まちづくり古民家・古材現場レポート

可部は江戸時代に交通の要所として栄え、広島へ向けて山陰からの人や物資の中継点として大変賑わったと言われています。

その広島への輸送は、陸路と合わせて川舟を用いた「舟運」も活発に行われたと言われており、

当時の可部の産業の発展に寄与したものと考えられます。

 

しかし、時代と共に輸送も変化を繰り返し、「舟運」も徐々に衰退していきました。

 

当時使用されていた川舟の材質は、主に「杉」が用いられており

役目を終えた川舟は、材そのものの防水性を見込んで一部が建物の外壁に用いられました。

 

可部でもその杉板(舟板という)を使用されていた建物は当時は沢山ありましたが、

様々な諸事情で解体され続け、縁あった一部を町内会が譲り受けていました。

 

この度、その一部を可部の歴史を残す意味で掲示する事となり、町内会より弊社へ依頼を頂きました。

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設置場所は「明神公園」

現在基礎工事・柱建てを行い、年度内完成で工事を進めております。

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