大工による屋根工事も終盤。
破風板の取り替えに入っています。
破風板には様々な意味合いがあります。
一般的に屋根は上方向から吹く風については強いと言われますが、横や下から吹き付ける強い風には弱いと言われています。。
そこで風の強い時に屋根が吹き飛ばされないために、破風板が取り付けられています。
また、破風板は外壁に当たる雨水を減らして、屋根内部への水の侵入を防ぐ役割も担っております。
社寺では、破風板に様々な模様も刻まれることも多く、建物の意匠にも大きく左右して行きます。
長年の風雨にさらされる部材の一つであり、この度の屋根改修に伴い取り替えをして行きます。
現物に沿って新たに加工をして行きます。
現場で幾度か仮組みを行い、微調整。
非常に神経を使う作業となります。
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