三次の蔵では工事も順調に進んでおります。
床組み工事では、新規で木材を組んでいきます。
使用する材は「檜の芯持ち材」
広島で床下に使用する材としては、一番長持ちする材と私は考えております。
東北の方では、「ヒバや栗」もありますが、中国地方ではそれらはあまり流通がありません。
木の癖を確認しながら、加工していきます。
材は3・4・5mが基本となっており、それ以上の材料が必要の場合は、材と材を繋ぐ必要があります。
それを「継手」と言い、大工技術の見せ所となります。
現代の工事において、釘や金物はもちろん使用し、取り入れていく事は大事です。
しかしながら、要となる部分はやはり「手仕事」で納め、金物は補助的な役割として捉えていきたいですね。
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