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キブネ建設ブログ

古民家 解体 三次 古材活用

2019年04月28日 古民家・古材現場レポート

多くの思い出の詰まった愛着ある古民家の解体をご依頼いただきました。

解体には様々な思いが詰まっていると思います。

 

・両親が施設に入った為、空き家になった。

・すでに空き家があり、自身も県外にいる為中々戻れない。建物が劣化し近隣に迷惑をかけている。

・相続を受けたが、特に利用価値もなく、今後のメンテナンスを考え、更地にしたい。

・老朽化に伴い、メンテナンスには多額の費用が予想される為。

・災害や火事で生活できなくなった。

・跡継ぎがいないので、自分の代で始末したい。

などそれぞれのご事情で多岐にわたり考え決断される事だと思われます。

 

古民家にはそれぞれ思い出や考えが沢山詰まっています。

多くの時間そこに存在し続けた建物は、ご家族の歴史だけでなく、地域での歴史でもあります。

そして、使われている木材や建具の一つ一つにも歴史があるはずです。

 

この度施主様より、

使える木材や建具などを他の誰かに活用してもらいたいとの事で工事を進めさせていただきました。

この建物には桜の床板や、杉の竿縁天井、欅の大黒柱、栗柱など沢山の銘木が使用されており、どれも今は入手困難な材ばかり。

捨てれば廃棄物になりますが、古材の利活用を考え、少しでも施主様の思いに寄り添えるよう、古材を吟味し解体していきたいと思います。

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