下地も順調に進み、透湿防水シート、通気胴縁を施工していきます。
見えにくですが、上下の水切り部分には壁体内通気と、防虫の為、「FUKUVI 防虫通気材 ブラック」を取り付け。
そして、いよいよ板張りです。
下見板施工時の写真がありませんが、下見板を張って、簓子の順で施工しています。
最後にもう一度塗装。
これでキシラデコールを4回塗り。
道路際なので、雨水の跳ね返りを考慮致し、重ねました。
完成。
重厚感のある外壁となりました。
いつもこういう古民家の外壁施工では、雨水の浸入防止は当たり前ですが、
忘れがちな壁体内通気も、しばしば納まりを考えさせられます。
「意匠」と「家の耐久性向上」は相反する部分が多くあります。
気をつける所は、
あまりにそれらがかけ離れない所で、折り合いをつけ、伝統的な趣を残しながら施工を心がけることでしょうか。
古民家は奥が深い…。 けど楽しいですね!
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