11月15日 島根県のポリテクカレッジにて『平成の大工棟梁検定』が行われました。
木造建築において、要となる大工さん。
業界全般的に人手不足ですが、実は、この大工さんは毎年小学校のなりたい職業のトップ10によく出てきます。
中学、高校と大人に近づくにつれ、様々な諸事情で違う職種を考えられる方が多くなります。
原因としては、いくつか考えられますが、賃金や仕事の安定化が叫ばれる昨今、このあたりが大きな原因でしょうか?
日本は「ものづくり」が盛んな国です。その「ものづくり」を支えているのは高い技術を持った職人達です。
伝統技術を継承するために建築においては大工が技術を磨くことが必要です。
そこで、この「平成の大工棟梁検定」を通じて、地域の住文化に密着した技の継承を行えればと弊社若手大工を参加させました。
この平成の大工棟梁検定は、これから未来の大工棟梁を業界で育てて行こうと昨年度より始まっています。
9名の受講者が集まり、午前中は学科が行われました。
昼からは場所を移動し、実地試験です。
手道具(のみ、カンナ、のこぎりなど)で作業。電動工具はNG
弊社の北村君も頑張って励みました。
技術の向上のためには、やはり興味を持って臨むことが必要だと思います。
これを機に、コツコツ少しづつでも、手仕事を学んで行ってもらいたいです。
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