以前よりお付き合いさせて頂いていた、廿日市の古民家でご生活のお客様より、
床板の張り替え、劣化した戸袋の改修をご依頼いただきました。
古民家のリフォームは、これまで多く手掛けさせて頂きましたが、
今回に限らず、毎回思うのは「現場が一番の勉強場」と私は常に思っています。
先人の職人の仕事から始まり、いくつかの改修工事を経てご依頼頂くケースが多く、解体して見てわかる部分が多くあります。
「なるほど、こういう風にここは昔の職人は納めていたのか…」
「なぜこのような事になっているのか?」
常に考えさせられます。
でも面白いと思うのが古民家再生の醍醐味。
「昔の大工より綺麗に頑丈に納めたい。」
「次の100年さらに持たせたい。」
といつも願い工事に入らせて頂きます。
今回使用した床材は、お客様との打ち合わせから一緒になって選んだ材でした。
迷いながら選択されたデザインに私もドキドキでしたが、施工してみると、部屋がパッと明るくなった気がします。
よかった〜。
劣化した戸袋も改修。
全ての戸を仕舞うことはしないと言われたので、一枚のみスライド出来るように、戸袋幅を小さくコンパクトにしました。
お客様と一緒に進められた、思い出ある現場になりました。
本当にありがとうございました!
〒731-0222
広島市安佐北区可部東5-22-33-10
TEL:082-814-3905
FAX:082-516-7545