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キブネ建設ブログ

安佐北区 古民家再生 木工事⑧ 四方蟻

2018年03月14日 古民家・古材現場レポート

安佐北区の古民家も木工事に進んでいます。(現在根太組み中)

状況を回想してお伝えします。

 

柱の足元が劣化していた為、いくつかの根接ぎを行いました。

前回の「金輪継ぎ」をはじめ、

状況に応じて様々な継手を設けました。

 

 

18882198_1715208658778909_207015410163412802_n 18920676_1715208702112238_4835238572070389716_n 19030202_1715208742112234_7371229964306411266_n敷石の高さが決まっていた為、金輪継ぎ以外で考えました。

金輪継では横から擦らして入れ、最後持ちあげるので凸部分が上がります。(足元が地盤から離れる)

横から擦らしこむ継手としてこの度は、「四方蟻継ぎ」を採用。

主に寺社建築や床柱に多く使用される継手です。

今回は床柱ではないですが、目に付く位置に立っている為このような継手で行いましたが、当然細工が複雑。 

斜めから入れるこの継手は、組んでしまったら外し方を考えさせられます。

 

また次回は違う継手を紹介させていただきます。

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