ホーム > ブログ > 北広島町 大朝 古民家 化粧付け梁

キブネ建設ブログ

北広島町 大朝 古民家 化粧付け梁

2016年07月03日 古民家・古材現場レポート

大朝の古民家は屋根造作工事に入りました。

母屋元々の二重軒を増築部分にも延長して行きます。

 

IMG_2141

 

母屋からの繋がりが出て来る為、化粧の付け梁を増築部分の軒桁に取り付けます。

13599839_1576995112600265_2908821541191321273_n (1) 13557822_1576995252600251_8688932980843401838_n

化粧梁材の継ぎ手が発生する為、

よく無垢のテーブル板を平行に継ぐ時に見られる雇い実矧ぎ

という継ぎ手で化粧梁同士を緊結致しました。

又、この現場で解体時に出た栗の土台を活用し、実(サネ)に用いました。

この辺は職人の腕の魅せ所。

ビスや釘で緊結するだけだと、板のソリや捩れに負けてしまい釘などが浮いてきますし正面から打つとなるといかにもの仕事に見えます。

将来的な板のソリや捩れ、意匠的にも配慮して下さった大工さんに感謝です。

 

 

 

IMG_2147

 

 

既存部分の軒桁は経年的に捻っていましたので化粧目池を切る事で意匠的にも違和感なく納まりました。

松尾大工 お疲れ様でした!

 

 

 

tel:082-814-3905、FAX:082-516-7545

メールでのお問合せ・資料請求

お気軽にお問い合わせ・ご相談くださいTEL:082-814-3905
このページの上部へ移動