蔵の外壁工事は下地製作に入っております。
杉板を貼る為にまずは縦に下地を起こしていきます。
透湿防水シートを貼り雨水の侵入を遮ります。
余談ですが、
蔵は外からの火災に対し、内部の家財を守る為に通常壁厚が100mm以上あります。
柱(120mm〜150mm程度)+土壁(100mm以上)なので室内側までは220mm〜250mm以上はあります。
対して、最近の在来工法で建てる住宅は柱(105mm)+外壁(ラス板10mm+モルタル20mm程度)なので室内側までは135mm程度で納まります。
到底、現代の家造りには出来ない工法です。
昔の方の家づくりに対する姿勢や技術力には脱帽物です。
引き続き工事が進んでいきます。
〒731-0222
広島市安佐北区可部東5-22-33-10
TEL:082-814-3905
FAX:082-516-7545