キブネ建設ブログ

広島市　古民家再生　大工　屋根工事　破風板②

2021年09月20日古民家・古材

広島市の古民家再生現場では、破風板の取り替えも無事完了。

取り付け前に幾度か仮組み。

釘を極力使わず昔ながらの細工で納めました。

地上からは見えにく部分にあるこの破風板。

通常は単に釘を正面から打ってしまえばそれで完成となりますが、歴史あるこの古民家の佇まいを考え、伝統的な手仕事で施工。

取り付けに関して、各鼻先への細工や母屋頂点の拝み部分への配慮など取り付いてしまえば気づかない部分ですが、そこには大工のこだわりと建物への畏敬の念が感じられます。

次の１００年後につながる家造りを今後も目指していきたいと思います！

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