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キブネ建設ブログ

廿日市市 古民家 作業場

2018年08月04日 古民家・古材現場レポート

古民家で作業場を計画中のお客様からご依頼頂きました。

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現在は使用しておられず、元々は居室として使用していた、3部屋を土間として活用予定。

土間にする事で、床組みをはじめとする構造材の撤去が考えられます。

 

 

話は変わりますが、最近DIYリフォームでのアドバイスでよくお問い合わせ頂くのは、「店舗で土間にしたいので、床下の邪魔になる木を切断しても良いものでしょうか?」と話しがあります。

考えられるのは、「足固め」「敷き土台」

 

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ざっくり示すと柱が載っているものを「敷き土台」床下で柱に刺さっているものが「足固め」です。

これらは丈夫で柱に刺さっている「差鴨居」と併せて柱の開きを防止する為に大変重要な構造材です。

差鴨居の上にさらに「梁」がいます。

伝統構法の古民家はご存知の通り壁が少なく、地震時には大断面の木と木の接点で倒れかけてもしぶとく粘り、柱の開きは先ほどの「敷き土台」「足固め」「差鴨居」「梁」などで抑制します。

しかし、活用を考えたリフォームになりますので、正攻法ではいきません。

(知ってるか知らないかは別ですが)この辺りを考えながら、進めていく必要があります。

 

まずは解体から進めていきます。

 

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