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キブネ建設ブログ

安佐北区 古民家再生 木工事 ⑦ 金輪継ぎ

2018年01月07日 古民家・古材現場レポート

安佐北区の古民家も木工事に進んでいます。(現在揚屋中)

状況を回想してお伝えします。

 

この度の改装現場では、

劣化した柱を根継ぎ致しました。

まずは「金輪継ぎ」

柱の根継ぎはもちろん、土台や梁などの横架材にも使用できる継手です。

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劣化した部分を木槌などで打診をし、空洞音のする部分を見定め、切り取ります。

そこから柱の小口を見定め、必要ならばさらに切り取っていきます。

 

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この様な継手を製作していきます。

 

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注意すべきは、既存の柱が残っている為、柱が必ずしも直角ではないという事です。

微妙な木のねじれを汲み取り、新しい材料に当てはめて行きます。

 

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完成。 

柱が6寸角と幅広の為(約180mm)先端の凸部をこの度は2段にしました。

この様な伝統的な技法で修繕していきます。

又、次回は他の継手を紹介させていただきます。

 

 

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